2025/04/21 18:00

最初に目を引くのは、その“薄さ”と、それによって際立つ“顔の大きさ”。1.06ctという重さ以上に大きく見える、嬉しい錯覚を与えてくれる石です。

確かに厚みが抑えられているため、内部からの反射光は控えめで、少し透け感もありますが——それを補って余りあるのが、この石が放つ圧倒的なネオンの美しさ。モザンビーク産ならではの、ほんのりグリーンを帯びた発色が個性を添えています。

インクルージョンも控えめで、縁に沿ってまるで額縁のように広がる色彩の濃淡が、石そのものにドラマを生み出しています。軽やかな印象を活かして、ネックレスとして胸元にそっと添えたくなるような、魅力に溢れた1ピースです。