2025/12/03 18:00

夜空に散らばる星々を線で結んで神話を描くように、石の濃淡を眺めていると「何に見えるだろう?」と記憶をたどり、ついドラマティックな情景を思い描いてしまいます。
この小さな結晶の中に浮かび上がるのは、夕闇のサバンナに silhoueとして立つ木々の姿。
ルーペで覗き込むと、鳴き声を残して大きな鳥が飛び立っていく影まで見えてくるようで──そんな物語めいた光景が、そっと心に広がります。