2025/12/31 18:00
一目で印象に残る、独特のテリ。単結晶のカット石として姿を現すこと自体が、すでに特別な宝石です。透明な蜂蜜が静かに揺れるような、柔らかく、どこか粘度を感じさせる輝き。無色でありながら、ダイヤモンドと...
2025/12/30 18:00
夕立が過ぎ去ったあとの空に、そっと現れる虹の橋。そんな一瞬のきらめきを閉じ込めたかのように、七色の光が淡く揺らめく一粒です。手元で動かすたび、透明な結晶の中から色彩が溢れ出すように変化し、見る者の...
2025/12/29 18:00
淡くやさしい中間色を纏いながら、その印象を裏切るような、鋭く力強い輝き。高い硬度が生み出すテリの良さが、この石をひときわ印象的な存在にしています。オレンジとピンクの境界に漂う、名付けがたい色合い。...
2025/12/28 18:00
あまりに希少で、情報すらほとんど出回っていない鉱物――それが「アブデーバイト(Avdeevite)」です。乳白を帯びたやさしいピンクは、一見すると儚く感じられますが、その内側には硬度8という確かな強さを秘めた...
2025/12/27 18:00
単体ではなかなか出会えない鉱物、デュモルチェライト。それが水晶の中に取り込まれた瞬間、青い花が咲いたような幻想的な模様が生まれます。ハートシェイプの中に広がる、針状のバイオレット・ブルー。均一では...
2025/12/26 18:00
屈折率は約1.77と高めながら、その色合いは限りなくロードライトに近い表情を見せるガーネット。パープルを含んだ深いレッドが、静かでいて強い存在感を放ちます。ルーペを通して見ると、石全体にうっすらと広が...
2025/12/25 18:00
金塊をぎゅっと絞ったその瞬間、滴り落ちた一滴――そんな情景を思わせる、圧倒的な眩さを放つサファイアです。わずかに液体インクルージョンを内包していますが、それは輝きや色彩を損なうものではなく、この石が...
2025/12/24 18:00
何色と呼べばよいのか、思わず迷ってしまう――ピンクを基調に、ほんのりとバイオレットを含んだ、不思議な色合いのスピネルです。光の入り方ひとつで表情が変わりそうなほど繊細な色味でありながら、実際にはスピ...
2025/12/23 18:00
まるで角砂糖のように、甘やかな輝きを内包した一粒。一見すると柔らかそうな結晶に見えますが、モース硬度は7.5〜8と、ジュエリーとしても十分な硬さを備えています。スピネルもそうですが、他の宝石と似た印象...
2025/12/22 18:00
極上のワインを思わせる、深く濃密な紫赤色がひときわ印象的な一粒。ステップカットを織り交ぜたカットにより、色の濃淡、透明感、そして煌めきが折り重なり、複雑で奥行きのある表情を存分に楽しめます。赤系ガ...
2025/12/21 18:00
個人的に「スフェーン」の輝きを目にすると、いつも“太陽神アポロン”の姿が脳裏に浮かびます。それは日本に降り注ぐ柔らかな木漏れ日とは異なり、旅人を容赦なく照らす、砂漠の上で燃え盛るような強烈な太陽の光...
2025/12/20 18:00
個人的に、スピネルの魅力は“多彩な中間色”にこそあると感じています。今回ご紹介するのは、グレーとグリーン、そのちょうど狭間に位置するような絶妙な色合いを持つ1ピース。まるで童話の中で、きこりが斧を落と...
2025/12/19 18:00
まるで藤の花の妖精が宿っているかのような、儚く可憐な輝きを湛えた一粒。肉眼で見ると、ほんのりとグレー味を含んだバイオレットカラーが印象的です。ファセットエッジの一部にわずかな生地足らずが見られる箇...
2025/12/18 18:00
パライバトルマリンと同じ「エルバイト・グループ」に属し、色の原因も「Cu(銅)」と「Mn(マンガン)」であるにもかかわらず、美しい藤色を湛えた貴重な一粒。トルマリン愛好家ならぜひ見逃せない、希少で魅力...
2025/12/17 18:00
グレイがかったグリーニッシュ・ブルー──まるで古城の影に差し込む月明かりのような、静かでミステリアスな輝きを宿した1ピースです。その色合いにはゴシックな空気感が漂い、ひんやりとした質感と相まって、見る...















